ケリイ・カラウコア・マサオ・グロッスマン

太陽降り注ぐマウイ島ワイルクで生まれ、ハワイ島コハラの緑豊かな丘で育ったケリイは、カラウコア家の神聖なフラとカフナの伝統を継承する一家で育ちました。

ケリイの母親の曽祖母、マーガレット・カラウコア、マーガレットのクムフラ、リキ・エケラ、カイリホオナ、そして宮廷舞踏家でありクイーン・エマとカメハメハ4世のチャンターであったカウハイ・リクアに繋がる古代からの血統で、その歴史はカメハメハ時代よりさらに前の時代まで遡ります

ハワイ島の王族の一つとして存在してきました。最初のカラウコアは、カメハメハの父のいとこでした。カラウコア家は、カメハメハ3世を育てる責任者としても従事し、その当時の家族は、ハワイの秘伝伝統を仕切り、カラカウアによって創設され、王室関係者が登録可能であった、Hale Nauā  という古代ハワイのフリーメイソンのような協会のメンバー でした。 

代々継承されるハワイ文化を受け継ぐ申し子として生まれる


ハワイ国の伝統、文化、歴史に深く根付いたカラウコア家に生まれたケリイは、彼がこの世に生を受ける前から、すでに、聖なるフラダンサーであり、代々継承される叡智を次世代、ならびに家族にハンドダウンしてゆく存在であると宣言された申し子として生まれました。

ケリイの正式な鍛錬は、歩き始めた時にすでに始まり、11歳でhuʻelepo儀式を通過した時に全てを学び頂点に到達しました。それ以来、ケリイは公の場でフラを披露することを許可され、他のクム・フラから様々な学びを得る機会も可能になり、知識と技術をさらに広げていきました。

家系に代々伝承される伝統フラ以外に、Raylene Kawaiʻaeʻa(レイレーン・カヴァイアエア)、Rae Fonseca(レイ・フォンセカ)、Piʻilani Kaʻawaloa(ピイラニ・カアヴァロア)、 Kanakaʻole family(カナカオレ一家)、Kalena Silva(カレナ・シルバ)、Kekoa and Pele Harman(ケコア&ペレ・ハーマン)らの元でフラを継続的に学びました。


その結果、ケリイは2009年メリーモナークや、メリーモナーク50周年記念ホイケなどへの参加も果たします。

師事していたクム・フラからの多くの教えと知識を自らの肥やしとする一方で、家系に伝承されてきたスタイルも忘れることなく、自らもクム・フラとしてより成長を遂げてゆきます。

学びを実践に


家族の長老たち、そしてラハイナ(マウイ島)、コハラ(ハワイ島)の長老たちからの支援と恩恵を受けて、ケリイはカメハメハスクールでフラを教え始めます。

カメハメハスクールでは、一年を締めくくるホイケの振付担当の責任者として活躍しました。


2016年には、生徒や各インストラクター達とともに、フェスティバル・フリンジとして知られるスコットランドで開催されるイベントに参加、ハワイアン・オペラというまったく新しいパフォーマンスを初めて上演し、成功を収めます。

この時のニュースは、ハワイアン航空の機内誌「Hana Hou」2017年6/7月号でも記事として取り上げられました 。 (記事の日本語訳はこちらから

 

日本で唯一、ハワイ語を母国語とするハワイ出身のクムとして


2018年以降、クム・ケリイは日本を拠点として、自らに継承されるフラの秘伝の知識、ハワイ語、文化を多くの生徒達にシェアしています。

日本でも日々、自らの作品を創出すると共に、日本各地のハーラウを指導し、ハーラウの日本国内におけるフラコンペティションを成功、優勝に導いてきました。また、ハワイツアーも実施し、自らが経験してきたハワイでのライフスタイルを経験したり、真のハワイを発見する機会を生徒たちに与えてきました。

クムとして、ハワイ文化のエキスパートであるにとどまらず、自らの中に眠る日本人としてのスピリットにも寄り添い、能楽や抜刀術、剣術など日本の伝統芸能を継続的に学びながら、歴史、古代日本の文化に対する知識習得にも貪欲にチャレンジしています。

ハワイの歴史、文化を学ぶこと、それは日本の歴史、文化を学ぶこと、さらには世界各地の歴史、文化を知ることでもあり、文化芸術を通じてハワイと日本の融合、文化交流だけではなく、日本の人々に、より深く正しいハワイの知識、真の情報を伝え広めてゆくことを使命として、温かいアロハの精神をシェアし続けています。

経 歴

2009 カメハメハスクールハワイ卒業
2011-13 カメハメハスクールハワイのサマープログラムでハワイ文化インストラクターアシスタントに従事
2013 ハワイ大学ヒロ校・Ka Haka ʻUla o Keʻelikōlani Hawaiian College学士号を首席で卒業
2013-2014 Nā Wai Ola Hawaiian Charter School にて2年生のスクールインストラクターに従事
2015-2018 カメハメハスクールハワイ高校にてフラ・ハワイアンチャント・ハワイ音楽のインストラクターに従事

キャリア

HAWAI’I
2009 カメハメハスクール ホイケ振付担当(自らの卒業式で振付担当以来)
2009 メリーモナーク初出場
2013 メリーモナーク50周年 記念ホイケ出場
2017 ハワイアンオペラ・フェスティバルフリンジ 振付担当
 JAPAN
2009 国立劇場にてフラパフォーマンス披露
2017 帝京大学にてハワイ文化講座
2018 日本でフラ指導開始
2019 国際ダンスフェスティバルにてワークショップ開催
2019 白樺湖にて日本初のミュージカルを企画・実施、指揮
2019 能楽デビュー(宝生流)
2019 フラ指導により数々のハーラウのコンペ入賞を導く
2021 カウルコアハワイ主宰